「妄想警察P」第六話
第六話:外科手術は神の手によって行われる。
前回までのあらすじ:妄想警察によって一部の記憶をディレイトされた、主人公の渋沢は早川等の助けを得て、離島にある妄想銀行に忍び込み、無事に記憶のメモリースティックを取り返す事に成功したのだが・・・
登場人物:渋沢吾郎:心理学者、作家
早川 :渋沢の知人
万里子 :渋沢行きつけのカフェ店員
真希:看護師
清水教授:渋沢の担当医
大河内教授
鵜飼医学部長
大阪医師会長:岩田
財前又一:五郎の父
渋沢は机の上でライトに照らされている、記憶のメモリースティックを見ながら頭を抱えていた。必死な思いで取り戻したメモリーであったが、どのようにして自らの脳内にインストールすればよいのか?それについての取扱説明書とプロダクトキーが付属されていなかったのである。おまけに365日限定の割引クーポンが何者かによって切り取られていたのだ。完全に袋小路に入ってしまった・・・Uターンして別の道を模索するしか無いか・・・
https://note.com/jimioomae/n/n09597afee427