地上に降りてきた者達のブルース:第3話
第三話:新会社設立
5、4、3、2、1,ゼロ ドドドドッカーン
徐々にエネルギーが加速して、孤独な、男と女の魂を乗せたロケットが、爆音と共に火を吹いて、高次元へと上昇して行った。男は考えていた。出来ることなら、ビーチサイドの古民家をセルフ・リノベーションでもして、毎日、夕日が海に落ちるのを、小庭のベンチに腰掛けて、その日の疲れを癒やしながら、余生を過ごしたいと・・・だがその時、空を見上げると、見覚えのあるロケットが、大空高く、雲を突き抜けて消えて行った。二人の男女は、この先、この星で、重要な任務を遂行する予定なのであーる。
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https://note.com/jimioomae/n/n5714c059333c